おばちゃん見送って来ました。
既に他界している実家の父の義姉が亡くなりました。
95才、すい臓がん。棺桶に入ったおばちゃんはとても痩せていて元々小さい身体が更に小さくなってしまっていました。おばちゃんの腰はめちゃ曲がっていましたがどんどん曲がってしまい台車付きの小さな荷台を押して歩き、更に腰は曲がり、車椅子生活になっていました。
小さい時は毎年お盆に行って、浴衣着て提灯を持ってお墓まいりに行きました。お墓までの道のりは田んぼのあぜ道。めちゃくちゃまーーーっ暗ですが田んぼには蛍がたーーーくさんいて蛍と提灯を頼りに進みます。が、毎年誰かは田んぼに落ちます 笑
途中部落の人に会うと「おばんで〜す」と声をかけあいます。初めての人でも皆挨拶してくれます。
お墓まいりから帰るとおばちゃんの優しい声で「お帰りぃ。まぁ〜んず上がりなせぇ」と言われ皆んなでご飯(必ずミョウガ入りの夕顔のおすましが出る💕)、花火と会話と楽しい夜が続きます。
なんて豊かな日々だったのかな。私の子供達にもそんな思いをさせてあげたいなー。
おばちゃん、長い間ありがとうございました。あの笑顔忘れません。私もいつかそっちに行くからまたおすまし作ってね。おじちゃんやお父さんに宜しくね。大好きだよ。